vol.11
いまどきのお墓事情。こんな時、どうする?
1/家族とは別のお墓に入りたい。
「家族とは信仰する宗教が違う」「実家のお墓に入りたい」「長年連れ添った夫婦でもお墓は別がいい」など、事情もお墓への想いも人さまざま。このようなお墓の問題を解決するためには、ご自身の意思を早めに家族に伝えることが最重要ポイントです。
死は突然に訪れることも考えられます。意思を伝えていないと残された家族は、ご遺骨を納める場所(家墓や納骨堂など)がすでにあれば、迷うこともなくそこに納めることになるでしょう。「別のお墓に入りたい」というご意思をお持ちであるならば、早めに家族や親族の理解を得て準備を始めるべきです。
新しく墓地や納骨堂を用意するとなると、費用や管理の問題が発生します。元気なうちにこうした問題の解決策を見いだしておきましょう。
実家のお墓に入りたいという場合には、実家のお墓を継いでいる人に了解を得ることが必要です。また、お墓が寺院墓地にある場合には、宗旨・宗派の違いで受付けていただけない場合もありますので、寺院墓地の条件などを調べておく必要があります。
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週刊葬送なび vol.09 お墓の視点から埋葬のカタチを考える
»1/墓石(屋外)
»2/納骨堂(屋内)
»3/共同墓
週刊葬送なび vol.23 墓じまいという考え方
»1/墓じまいという言葉を聞いたことがありますか?
»2/まずは親戚や親しかった方に相談しましょう。
»3/いままでお世話になった寺院へは必ず相談しましょう。
»4/墓じまいの手順とその後の遺骨の供養について。