甘茶をかける日本独特の花まつりの風習

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お釈迦様の生まれた日のお祝い〔花まつり〕

甘茶をかける日本独特の花まつりの風習


花まつりが日本で初めて行われたとのは、推古天皇の時代(606年)の元興寺といわれています。仏教は、インドから中国を経由して日本に伝わりました。現在の花まつりでは誕生仏に甘茶をかけてお釈迦様の誕生を祝いますが、当時は香水をかけてお祝いをしていました。これが江戸時代になると甘茶を注ぐ風習が広がり、花まつりは一般民衆に拡がりました。


甘茶は「アマチャ」あるいは「アマチャヅル」で作られる黄褐色で甘みのある飲み物です。お釈迦様にかけた甘茶は法要が終わると参拝者に分けられます。参拝者はこれを家に持ち帰り、家族で飲み合って健康を祈願しました。


この持ち帰った甘茶には、飲む以外にも、墨を甘茶で刷ると文字が上達するという言い伝えがあります。あなたが甘茶を使って習字を書くなら、「千早振る卯月八日は吉日よ、神さげ虫を成敗ぞする」という歌を書いてみましょう。この歌を書いた紙を門口や屋内に逆さまに貼ると害虫除けのまじないになるとされています。


当日は甘茶の他にもお菓子が振る舞われたり、盛大なお祭りや稚児行列を行う寺院もあります。花まつりは宗派に関係なく、お釈迦様の誕生をみんなでお祝いする仏教行事です。

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