喪の装い/アジアの喪の色

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喪の装い

アジアの喪の色


清浄さのシンボルカラー・白は、新たな旅立ちと再生を表す色。日本では今も、新生児の産着、花嫁衣裳、死に装束といった人生の大きな節目に用いられています。


白は、東アジアに共通する喪の色でもあります。7世紀後半の「隋書」倭国伝には、死者の妻子兄弟の喪服は白装束であると記され、日本古来の喪服の色が白だったことが分ります。古い時代の喪服は染色を加えない麻布を用いたため、正確にはベージュ、生成り系の色合いだったことでしょう。


平安時代になると宮中では「鈍色(にびいろ)」と呼ばれる鼠色系統の喪服が着用されるようになりますが、これが民間に広まった形跡はありません。千年以上の長きにわたり、白は日本の喪の色であり続けたのです。


現在、隣国の韓国では女性は白のチマチョゴリ、男性は黒のスーツに喪帳という白リボンをつけるのが一般的。中国では政府高官などの葬儀の場合、黒スーツで胸元には弔意を表す白い造花を飾ることが多いようです。

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