喪の装い/戦前

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喪の装い

個性があった戦前の喪服


お葬式の服装といえば、黒が主流。たまにお通夜で紺やグレーのダークスーツ姿を見かけるくらいです。しかしこの光景、長い日本の葬送の歴史から見ればそれほど古いものではないのです。


日本古来の喪の色は白。戦前の関西地方では男性(喪主)は白裃、女性は白の綿帽子を身に着けることもあったそうです。この白喪服の伝統は全国各地に広く残っており、戦後も一部で着用され続けました。


珍しい風習としては、未婚の女性・女児が葬儀に振袖を着る(山形県天童地域)。故人の孫などが華やかに着飾って、最後のお別れをしました。


私事ですが、筆者の家(九州地方)でも戦前の喪主夫妻の夏喪服は水色の麻で、これは江戸時代の習俗を引き継いだもののようです。


出身地方や家のしきたりによって、いろいろな顔を持っていたのが戦前のお葬式です。現在高齢の方は、往時の様子をよくご存知かもしれません。貴重な記憶は、郷土やわが家の歴史を知る手がかりでもあります。

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