家族葬|葬送なびで検索|葬儀の雑学~鯨幕と浅黄幕/儀式に使われるさまざまな〈幕〉|201303-No1

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vol.07

葬儀の雑学~鯨幕と浅黄幕




1/儀式に使われるさまざまな〈幕〉


儀式や神事、イベントなどの光景を彩る、幕。使われる色彩や色の組み合わせ、また地域によって種類もいろいろです。

青・黄・赤・白・黒(紫・緑)などの組み合わせから成る、鮮やかな「五色幕」。五つの色それぞれが仏教の知恵を象徴するものと言われ、寺院の落慶法要や大きな行事で見ることができます。

コントラストの強い赤と白の組み合わせは、「紅白幕」。入学・卒業などの式典や店舗の新装開店などの慶事を演出します。同様に強い視覚効果を持つのが、黒と白の、「鯨幕」。葬儀ではなじみの深いものですが、弔事に限らず皇室行事でも使用されているそうです。

また、神道の葬儀で鯨幕の変わりに用いられるのが、青と白の「浅黄幕」です。一般には、色の組み合わせ通りに「青白幕」と呼ばれることも多く、独特の厳粛感を持った幕です。

このように色違いの布を規則的に配して縫い合わせた幕は、「斑幕(まだらまく)」「斑幔(はんまん)」と呼ばれます。幔は長方形の布で作られたものが本来の形で、仏教用具の一種です。





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