お寺めぐり神社めぐり/奈良/長谷寺

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長谷寺

花の御寺・長谷寺

枕草子や源氏物語にも登場する趣き豊かなお寺です。

正式名称 豊山神楽院長谷寺
寺格 総本山
宗派 真言宗豊山派
住所 奈良県桜井市初瀬731-1
最寄駅 近鉄大阪線長谷寺駅

初瀬川を渡り、土産物屋が軒を連ねる参道を歩きます。

近鉄大阪線 長谷寺駅で下車。

駅前にはコインロッカーの看板が1軒ありますが、訪れたのが平日だったためか閉まっていました。長谷寺までは坂道を歩かなくてはならないので、手荷物はなるべく少なめにしておくことをお勧めします。

駅前の広場を過ぎ、急な階段と坂を下ります。道なりに歩き初瀬街道・初瀬川を渡り、なだらかな登り道を進むと、長谷寺の正面に到着です。

奥に仁王門が見えます。

長谷寺 入口

長谷寺の総門「仁王門」

長谷寺 仁王門

石段を少し上ると仁王門に到着です。

仁王門脇にある、参拝入山受付で入山料金を支払います。

参拝した時期は本尊大観音尊像春季特別拝観の期間だったので特別拝観と入山料を合わせた料金1300円と、大観音大画軸大開帳の拝観料500円の合わせて1800円を支払い入山しました。

最初の長谷寺の見どころ「登廊(のぼりろう)」

仁王門をくぐると早速登廊が出迎えてくれます。

登廊は想像していたよりも長いのですが勾配が緩やかなので、大変な思いをすることなく上ることができます。

長谷寺は花の寺として有名ですが、訪れた時期は咲いている花はほとんどありませんでした。

登廊の両脇にも季節が合えば花が沢山見えていたでしょうが、花がなくてもとても落ち着いた雰囲気で、十分に素晴らしい登廊でした。

長谷寺 登楼
長谷寺 登楼からの景色1

とても落ち着いた雰囲気の登廊です。

長谷寺 登楼からの景色2

本堂の舞台が見えてきました。

絶景 本堂の懸造りの舞台から本坊を望む

長谷寺 本堂

国宝の本堂に到着しました。

御本尊は十一面観音菩薩(長谷観音・大きさ約10m)。

本堂の中に入ると、相の間からお顔を拝観することができます。

長谷寺 本堂からの景色

本堂の舞台からの、本坊方面を望みます

大観音尊像特別拝観は、本堂入口の右にある御本尊大観音特別拝観入口から入ります。

入ると受付の方に五色線を左手に着けてもらえます。

この五色線は観音様と縁を結すばれたしるしになるそうです。これを「結縁(けちえん)」といいます。

5色(白・赤・黄・青・黒)は仏様の5つの智慧を表すそうです。

五色線を左手に着け少し奥に進むと、菩薩様といよいよ対面です。

まず目に入るのがお御足。その大きさに驚きます。お御足には直接触れることができます。

そして視線を上に移すと、菩薩様を下から見上げる形になります。

長谷寺大観音大画軸拝観

長谷寺 大観音大掛軸大開帳

本尊の十一面観音菩薩を原寸大に描いた大画軸。

長谷寺本坊大講堂内で、寝かせて展示されています。

長谷寺 本坊から本堂を望む

長谷寺本坊前からの本堂の眺め

本尊の観音菩薩だけでなく光背も書かれている大軸は高さが約16mにもなり、斜めに寝かされて展示されています。

大画軸の周りには見学用の足場が組まれているため、間近で鑑賞することができます。

この大画軸は長谷観音の大きさを伝えるために、寺の外で見せていたということです。

初瀬山中腹に建つ風光明媚な寺

仁王門・登廊・本堂以外にも、本長谷寺・五重塔、建物以外にも季節ごとに彩る花々など、見どころが沢山あるお寺です。

境内をゆっくり回ろうとすると、初瀬山の山肌に建つためアップダウンが続きます。

お参りする際はぜひ歩きやすい靴で訪れることをお勧めします。

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